2022-11-01から1ヶ月間の記事一覧

概念化とは何か

突然ですが、本ブログのタイトルは「concepturalization(=概念化)」というものです。 パスカルという人が「人間は考える葦である」と語ったことは割と有名な話だと思いますが、「考える」という行為には「言語的な思考」と「非言語的な思考」があります。…

真心があれば気の利いた言葉なんて要らないのかも

この週末は、鎌倉に一泊二日旅行に行ってきました。初日の昼は鎌倉の低い山林のよく舗装された道をハイキングし、江ノ電に乗り七里ヶ浜へ足を運んで浜辺を散策しました。 夕日を背にむけて帰るのが名残惜しくて、沈む陽をみながらほぼ反対歩きで鎌倉高校前駅…

小説の「語り」における人称コントロール、およびモダリティ

僕は文章を書くのが趣味で、こうしてブログを書いたりしてるのだけど、その趣味が高じて小説も書きたくなりチャレンジしてる今日この頃。 僕のブログにおける文章はいわゆる「評論文」的なテイストのものが多く、小説を書くことの難しさに直面してるのが現状…

哲学の意義が分かんなかった高校生時代の俺へ

俺(高校生時代の自分)「人文系とか哲学とか意味なさすぎワロタwww 数学できないから曖昧さに逃げてるだけじゃんwww」 私(今の自分)「ほう。君は数学や物理が好きな理系なのだね。」 俺「そうだけど?哲学とかマジ無駄じゃね?宇宙の究極の物理法則を解き…

人工知能は月食を珍しがれるか

今日は皆既月食があった日でした。会社のみんなもビルの外へ観察しにいってたし、SNS上も薄暗く陰る月の写真でもちきりでした。 月食って見た目の上ではいつもの三日月とかとそんなに違いは無いように思うので犬や猫は気づいてないかもしれません。でも一部…

県境を旅してまわるような

思うところあって、短めのコラムやエッセイを(できれば)毎日UPしていこうと思った次第。 今日は連休明け(カレンダー上は「飛び石」でしたが有給休暇をいただきました)のせいか、午後イチの時間帯が非常に眠く、仕事にならなかったのでオフィスビルにある…

デカルトの賞味期限 ~知における矛盾の復権~

今日のエントリは評論文です。 近代社会の思想的基盤である「論理的思考」に潜む大きなワナについて述べます。 どんどん複雑化する社会 現代社会では技術発展のスピードが年々加速していっているとよく言われます。私もそう思いますしあなたもそういう実感を…