coboticsという言葉を知っていますか?

工場以外で働くロボットが急速に普及する、今まさにそのタイミングなわけですが、日本では産業用ロボットもそうでないロボットも一括りに「ロボット」と呼ぶことが多いと思います。

 

ですが、英語圏では工場以外で働くロボット、つまり普段我々の生活に近いところで働くロボットには、人との協働機会がより多いことを象徴的に捉えた語である「cobot」(コボット)という呼称を使うケースが増えてきているようです。

 

今国内で導入事例が増えている業務用清掃ロボットWhizアイリスオーヤマソフトバンクロボティクスが販売主体となっていますが、それを開発しているのはICE Coboticsという会社です。

us.icecobotics.com

 

「工場以外」という括りで考えると、LOVOTのような癒しロボットも含まれてしまいそうですが、cobotという語はそうしたものは含まず純粋に「業務用、人との協働」というニュアンスを強く持つ語です。

 

今後5〜10年で急速に普及するいわゆる「AIロボット」は、そのほとんどがcobotになると思うので、それを明確に意識する意味でも「コボット」という言葉が日本でも定着するといいなぁと思っている次第です。

 

ではまた。