自分の「嫌いな人の共通点を考える」ことのススメ

社会人をやっていると誰しも、(特に仕事において)

 

「この人とは価値観が合わないなぁ。すごく嫌いだなぁ。」

 

と思う人に出会うことはあるだろう。僕もそうである。それで今日ふと、

 

「そういう僕の嫌いな人には、なんだか共通点があるぞ」

 

ということに気づいた。嫌いな人のことを想像してなぜ嫌いかを考えることは、裏を返せば「自分が気づいてない自分の欠点」を自覚することにつながる。

 

で、今日気づいたのは以下の点だった。

 

1.僕はどちらかといえば、チームで何かを成し遂げることよりも、独力で何かを成し遂げることの方が価値があると思っている。

 

2.僕はどちらかといえば、他者から口頭で教わるよりも、書物から読書や自分の思索で学ぶことのほうが質が高く量も多いと思っている。

 

そして、「僕の嫌いなタイプの人」というのはいわば上記2点について、どうやら真逆なのだ。

 

つまり、「チームで何かを成し遂げようとしその過程でコミュニケーション含めて経験から学びとっていく」というタイプの人を僕は嫌いになることが多い。

 

そういう人に対して僕は「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」とか「一人では何もできない人に価値はないのでは」といった、思いっきりバイアスの入った偏見のまなざしを(心の中で)向けてしまう。

 

これは以下のように、僕の短所でもあるし長所でもあると思う。

 

僕は経験の機会が少ない代わりに、本を読んで理論や歴史を知ることでその少ない経験を補完できること。

 

僕は器用貧乏で依頼下手ではあるけど、専門外のことも自分の中に取り込んでそれなりのレベルでこなせる自信があること。

 

そんな感じで、「嫌いな人」のことを考えることで、自分の短所を改めて見つめるきっかけになることもあると思うので、みなさんもいかがでしょうか?

 

ではまた。